個人で過払い請求するなら強気の姿勢を!
最近世間を騒がしている過払い金返還請求ですが、
もちろんのことこれは消費者金融にとっては大きな打撃となっています。
大手ともなると、優秀な弁護士陣も備えていることでしょうから、なかなか個人でやってしまうと、
まんまと相手の思惑通りに動いてしまうことがあるようなのです。
しかし誰もがそういう結果になるというわけではないのです。
ここに個人で請求をされたある女性の体験談があります。
彼女は計算した結果、120万円の返還があるべきことを知りました。
しかし彼女なりに110万円だったら和解してもいいかなという考えを持っていたのです。
そしていざ消費者金融に電話をすると、特に個人で請求する場合、
その会社では裁判所以外での和解には応じないという強気の姿勢を見せてきたのです。
ですから彼女も、裁判所以外での和解には興味がないこと、
そして裁判を明日に控えていることを伝えて電話を切ろうとしていました。
ちょうど切ろうとしていたときのことです。
相手がちなみにいくらくらいでの和解を考えているのか聞いてきたのです。
彼女は裁判所での和解ということで意見が一致したと思っていたのに、
消費者金融側がそんな態度を見せてきたため、はっきりと120万円という額を提示しました。
すると相手は108万円を提示してきたのです。
これから少し交渉が続き、結局裁判に持ち込まれることなく114万円で和解してしまったのです。
110万円でも和解する意思があった彼女にとってはうれしい話だったと思います。
このように消費者金融側も裁判に持ち込まれてしまうと、なにかと面倒なことがあるため、
債務者との間だけで和解したいものなんですよね。
個人で請求を行ったって、強気の姿勢を見せれば勝ち取れることもあるのですよ。